滷肉飯(魯肉飯)探訪ー①
1.滷肉飯(魯肉飯)とは
滷肉飯(魯肉飯)とは、簡単に言えば台湾式豚肉ご飯である。
豚肉ご飯といっても、○屋や吉○屋で売っているような豚丼ではなく、
豚肉を細かく刻み(またはひき肉を使用し)、台湾醤油、八角、氷砂糖などの
調味料で煮込み、ご飯の上に汁ごと豚肉をかけたものである。
台湾の庶民食で台湾の小さな食堂では、必ずと言っていいほど売られていて、
安くて、美味くて、簡単に太れるというデブには欠かせない食べ物である。
(もちろん、僕はこの滷肉飯(魯肉飯)が大好きで毎日でも食べたいくらいである)
滷肉飯(魯肉飯)を紹介していこうという企画である。
(孤独のグルメ―滷肉飯(魯肉飯)のみとも言える)
2.探訪のルール
・人からのおすすめ、ネット、雑誌での評判がいい店、個人的な嗅覚が働いた店に行く
・原則的には週一回のペースで更新
・まずは10店舗制覇を目標とする
3.第一回目のお店 大來小館 永康店
МRT東門駅から徒歩3分もかからない場所にあるこのお店。
目印は小籠包で有名な鼎泰豐本店の裏側にあるので迷うこともないだろう。
お店の中は2,30席くらいのこじんまりとしたお店で、日本語の写真付きメニューもあるので、初めて行く人でも安心である。
ここは台湾料理専門店のため、台湾オムレツ、豚足の煮込み、サクラエビの炒め物など
滷肉飯(魯肉飯)以外にも美味しいものがたくさんあるので是非試してほしい。
さて、本題の滷肉飯(魯肉飯)だが、このお店では大、中、小の3種類を提供している。
いろいろな料理を楽しんでみたい人は小、滷肉飯(魯肉飯)をしっかりと楽しみたい方は中、デブの辞書の中には「中」と「小」という文字は無いぜ!という人は「大」を頼めばよろしい。
上の写真は「中」サイズのもので価格は50元。
小サイズのものは小さいお椀にご飯が盛られ肉がかかっているのみだが、
中サイズは量が増えるだけでなく付け合わせのタケノコもプラスされるので試してみてほしい。
肝心の味はというと、日本人向けの優しい味となっており、口に入れた瞬間優しい甘さと豚肉が口の中で溶けていく感じが絶妙で、いい意味でクセのない味となっている。
流石に台北市主催の第一回滷肉飯料理選手権でグランプリを受賞しているだけはある。
鼎泰豐に並びたくないけど、美味しいものは食べたいという方はぜひ行ってみてほしい。
営業時間:11:00~14:00 17:00~21:30
※最低消費が1人120元以上となっているので注意。