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台湾生活とくだらないこと

滷肉飯探訪② 金仙蝦捲

滷肉飯探訪② 金仙蝦捲

MRT市政府駅から少し行った松山路にある、「金仙蝦捲」へ行ってきた。

店名の通り「蝦捲」の店だが、滷肉飯が美味しいとのレビューが多かったので、

バイクでお出かけ。

 

台湾初めての人に「蝦捲って何?」と聞かれるけど、よく店のメニューに書いてある「

台湾式エビフライ」の表現は間違えていると思う。

 

レシピを見てみると、豚挽き肉や、魚のすり身にエビを混ぜて、生姜、ネギ、ニラ、調味料などとともに混ぜあわせたものを揚げたり、焼いたりするものであって、バリエーションもさまざま。

 

粉をつけて揚げるだけだったり、湯葉を皮にしてみたり、ワンタンのような小麦粉の薄い皮で巻いてみたり…

恐らく大雑把な定義は、エビを巻いているものであれば「蝦捲」となるようなものだと思う。

 

もともと台南の漁師町で売り切れなかった魚をすり身にして、エビとか野菜を入れて揚げたものとも言われているので、それぞれの「蝦捲」があっても問題ないのかもしれない。

もし、詳しい人がいたらぜひ教えてください。

 

で、これが長々と話した、このお店の「蝦捲」。

からしと台湾醤油つけて食べました。塩コショウで食べるところもあるし、

そこは好みよね。

 

 

揚げたての熱々感とエビのぷりぷり感がなかなかいい感じでした。

ちなみに一皿二本入りで45元。

 

いよいよメインの滷肉飯へ。

写真を見てもわかるように、ここはひき肉系のお店ではなく、

豚の脂身がメインの滷肉飯。

味付けは甘さが強く、個人的には好みがわかれる味だと思う。

豚肉の角煮の脂身が苦手な人は、食べられないと思う。

 

僕個人の感想として、

口の中に入れると脂身がスーと溶けて行って、調味料の甘みがドーンときて、

それをご飯が中和してもう一口食べたくなるサイクルを作ってくれる。

日本人からするとかなり尖った味付けが、個人的には◎。

値段は一杯35元。油が強いので小を頼んでもそれなりの満足感を得られる。

 

「滷蛋(滷肉飯の汁でゆで卵を煮たもの)」も注文。

しっかりと煮込まれており、しょうゆの辛みが少し感じられるほど。

白いご飯との相性は最高だと思う。個人的にはビールのつまみでもOK。

これは1個15元。

 

あくまで小吃店なので伝票写真の通りそこまで高いわけではない。

弁当もやってるので、(むしろそっちのほうがお客さん多い)持ち帰ってみてもいいかもしれない。

 

滷肉飯は財布にやさしい。

 

住所:台北市松山路483號

電話:02-2727-2267

営業時間:10:00~20:30